川崎市麻生区百合丘1-1-8 コトー百合丘1F
水〜土:11〜21時、日・祝:11〜20時
ラストオーダーは全日程とも1時間前で
お客さまがいらっしゃらない時は閉店します。
定休日:月曜・火曜
Tel:044 - 819 - 8170

Bicycle


Vintage Bicycle
ヴィンテージ
自転車展示
(3ヶ月毎に入替え)
マスターの趣味です。
1970年代の自転車を時代背景や解説ともに
3ヶ月毎に展示します。
今回は1970年代初頭の伊チネリと
同時代の仏ジターヌのロードレーサーの
比較展示を行っています。
またクラシック自転車をモチーフにした
アートフレームの展示・販売もいたします。
2019年5月展示
1960年代初頭の伊チネリスーパーコルサとほぼ同時代の仏ジターヌのロードレーサーを展示。
同じロードレーサーでもイタリアとフランスで全く異なる考え方を感じてください。
・Gitane Tour de France/France(上段)
・Cinelli Super Corsa 1961/Italia(下段)


2019年8月展示
ほぼ同サイズのトーエイランドナーを2台展示。
浦和工房から川口工房に移って何が変わって、何が変わらないのかを観てください。
・TOEI ランドナー 650-32B(上段)
東叡社50周年記念モデル
Owner :竹中裕二
フレームNo.26038 14/50
2005年製造
・TOEI ランドナー 650-32B(下段)
フレームNo.22213
1992年4月製造
2019年11月展示
パーツアッセンブルは2台ともほぼ同じカンパニョーロ。同じパーツなのに漂う雰囲気はまるで異なります。
これがフレームビルダーの腕の見せどころでしょうか。
・MASI Gran-Criterium/Italia(上段)
・TOEI Road-Racer/日本(下段)


2020年2月展示
フランスに唯一現存する自転車工房アレックス・サンジェを紹介。古き良きフランス自転車の黄金時代のエスプリを楽しんでください。
・Alex Singer 700-25C/France(上段)
Owner :千根昭彦
フレームNo.3011
・Alex Singer 700-28C/France(下段)
フレームNo.1780
2020年5月展示
DE ROSA Strada Record/Italia
1970年代後半のデローザです。創設者ウーゴ・デローザの手によって作られた正真正銘のデローザ。このハートマークに憧れたものです。
※今回から自転車展示は一台になりました。


2020年8月展示
Extar Proton スポルティーフ
関西に単身赴任していた2015年3月に完成したスポルティーフ。ナニワ銀輪堂の中元さんから大阪東成区にある橋口製作所にお願いしたものです。
ロンシェンのラグを使ったところが最大の特徴。凝ったラグカットが素晴らしいです。パーツ類はオーソドックスなフルカンパ。
なかなか関東では見る機会が少ない関西ビルダーの作品を鑑賞して頂きます。
2020年11月展示
René Herse (ルネ・エルス)
11月からはフランスの宝石と云われる『ルネ・エルス』をご紹介します。この自転車は僕の所属するサイクリングクラブCR2Cのメンバーであり、ヴィンテージ自転車コレクターでもある竹中裕二氏がオーナー。
700Cのホイールを履いている事から日本的に言うとスポルティーフですが、当時はRandonneurだと思われます。
シリアルナンバーから1976年製と確認。海外から入手した車体を京都アイズバイシクルで調整・再塗装したそうです。
日本のランドナーのモデルになったと言われる伝説のエルスをご鑑賞ください。手描きのエルスロゴを始めとして見所満載です。


2021年2月展示
Colnago Super/ Italy
(コルナゴ・スーパー)
永きに渡ってコルナゴの黄金時代を支えたColnagoSuper。
1970年代前半、初代エルネスト・コルナゴの手によるフレームです。
パイプはコロンバスSLのジルコ加工。大阪上村塗装でリペイントしました。
この時代ならではの精緻な刻印パーツも見どころです。
この状態で9.4kg。現代の自転車と比べると重いですがサイズの大きいクロモリですから上出来です。
2021年6月展示
東叡社TOEI/ミニベロMini
お客さまからのリクエストもあり、イロモノ自転車を展示します。
オーダーテーマは『サンジェがミニベロ作ったら』
あり得ませんが、アレックスサンジェにこんなミニベロをオーダーしたかったという無理難題を東叡社にお願いしました。
ベースになっているのは故新田さんのサンジェ。カンパサンプレの組合せは新田オマージュのつもりです。
随所に特殊工作が施されていて高い完成度だと思っています。
設計段階では徳島のサイクリスト三谷さんのアドバイスを頂きました。先人や友人に感謝の一台です。


2021年11月展示
Rossin Record/Road Racer
緊急事態宣言解除という事で、怠けていた自転車展示を再開。今回はイタリアのロードレーサーです。1941年生まれのマリオ・ロッシンは1968年にコルナゴに入社。チーフビルダーとして、エディーメルクスのアワーレコードマシンを製作しました。
1974年に自身の工房を設立。クロモリの魔術師と呼ばれ、数々の銘車を生み出したことで有名です。
この車体のロゴマークはスキー板で有名なロシニョール社からのクレームで変更されたロッシン中期のものですから、おそらくは1980年ごろに作られたものです。これでもかとロゴマークが刻印されたオリジナルパーツが当時のイタリアンレーサーの華やかさを教えてくれます。
2022年3月展示
東叡社/デモンターブルランドナー
現在の東叡社の持つ特殊工作技術の粋を集結して作成した一台です。車体の分割は嘗てフランスでは夏のバカンス時、トランクに自転車を格納してリゾート地に向かうために開発された技術だとか。
その技術を再現できる工房は今のフランスにはありません。
遠い日本では輪行する為の自転車として独自に進化しました。
分割技術以外にも電装系の内蔵工作や変速系のワイヤー取り回しなど素晴らしい完成度で盛り込まれています。
じっくりとご覧ください。


2022年5月展示
MASI 快走スポーツ車(マージクロノメトロ)
2017年にイタリアを訪れアルベルトマージさん、ビルダーのシモーネさんと直接打合せしてオーダーしたという車体。パーツ類は1950年代モノでアッセンブル。最新のロードレーサーフレームに完璧なクラシックパーツ。まさに羊の皮を被った狼です。フレームにはMASIの特許である穴開け加工が施してあり強度を確保。リムはギザッロの木製リム、ブレーキシューはコルク製、ハンドルグリップは水牛の角製だそうです。
オーナー:加茂太郎